工務店のインスタグラム、ホントにそれ大事?

広報活動の一環として、インスタグラムを活用している工務店さんも多いでしょう。
SNSにもいろいろありますが、なかでもインスタグラムと工務店は相性抜群。うまく活用している工務店になると「インスタグラムを見て…」という問い合わせも、わりとあるようです。

しかし、簡単なようでいて、ひとつやり方を間違えてしまうとまったく集客につながらないのがインスタグラム。
あなたは間違った方法でインスタグラムを運用していませんか?
本日は、工務店だからこそ活用すべきインスタグラムの、より効果的な運用方法についてお伝えしていきます!

インスタグラムの運用、それで大丈夫?

そもそも、間違ったインスタグラム運用とはどういうものなのでしょうか。まずは、そこから説明していきましょう。
今まで当たり前のようにやっていたこと、マーケティング会社から当たり前のように指導されていたことが、実は「ムダな作業だった…」ということもあるかもしれませんよ。
心して、次へお進みください!

フォロワー数に一喜一憂しない

「なかなかフォロワーが増えない…」
「ついにフォロワーが1,000を超えた!」
そんなふうに、フォロワーの数で一喜一憂している人、いませんか?
一度、自社のフォロワーを精査してみてください。そのほとんどが同業者。あとは外国人とか怪しげなコンサルのアカウントとか、妙にセクシーな女性のアカウントとか。
自社の顧客になりそうなアカウントはほとんどない、ということに気付くはずです。
なんなら、同業他社のフォロワーも見てみてください。多分、似たり寄ったりだと思います。

つまり、フォロワーは多ければよいというものでもないのです。数よりも質を意識することが大切です。
フォロワーが思うように増えないからといって焦らずに、見てもらうための努力を継続しましょう。

もちろん、権威付けという意味でフォロワーを増やしたいのであれば、否定はしません。相互が多い同業者を積極的胃フォローして、見た目の数を増やしていきましょう。

ハッシュタグを詰め込みすぎない

頭をひねって思いつく限りのハッシュタグを絞り出し、最大30個のハッシュタグをめいっぱい詰め込む。インスタ投稿するたびにそんなことをしていたら、大変ですよね。
そもそも、“#和モダンの家”とか“#カリフォルニアスタイル”とか“#おしゃれな家”とか、そんなハッシュタグをつける必要があるのでしょうか?

たしかに、人気のハッシュタグをつければ、そこからの流入はあるでしょう。
だけど、その流入したアカウントのなかに自社施工エリアのユーザーがどれだけいますか?
ハッシュタグは全国展開するメーカーやブランド、インターネット上で完結するサービスには効果的ですが、地域限定で営業する工務店の場合、そこまで必死になる必要はありません。
『会社名』『地域』『業種』程度で十分。
そもそも、ハッシュタグは10個程度に抑えるのがいちばん効果があるともいわれていますから、つければつけるほどよいというものでもないのです。

今後インスタグラムでもキーワード検索の精度が上がっていくでしょうから、不確実なハッシュタグよりもテキストにこだわる方が賢明かもしれませんよ。

映えない写真はいっそ載せない

「インスタって、ただ写真を載せればいいんでしょ?」
とばかりに、斜めに歪んだ写真をひたすら並べている工務店アカウント。
これは、絶対にダメ。
基本的に、インスタグラムで情報収集する人は“映える写真”を求めています
つまり、ひと目で魅力を感じる写真でなければ効果がないどころか、むしろ逆効果。

インスタグラムやホームページに施工事例を載せていくのであれば、改善すべきはまず写真。竣工写真くらいは、プロのカメラマンに依頼したいものです。
できれば、レンタルでも使いまわしでもよいので、家具や小物も入れて撮影しましょう。
それだけで、かなり“映える写真”になりますよ。

載せられるような写真がない場合

「独立したばかりで施工事例がない」
「今までの写真は質が悪くて使えない」
そんなときは、仕方がないので施工事例ではなく施工風景の写真を使いましょう。
ただし、メインは現場ではなく、現場監督や職人さん。つまり、“人”。

家を建てる人が住宅会社を選ぶときに、もっとも重視すること。それは、「どんな家を建てているのか」ということと「どんな人が建てているのか」ということです。
だから、家を載せられないのであれば、人を載せましょう
それも、できるだけカッコイイ作業服を着て、真剣な表情で作業している姿がいいですね。スケールで部材の寸法を測っているふりをしてもよいですし、図面を見ながら何か考えているふりをしてもよいでしょう。
ときには営業スタッフがお客さまの相談に乗っている様子や、設計士と現場監督の打ち合わせの風景なんかを入れてみてもいいですね。
撮影は水平・垂直をきちんと守り、色調もドラマチックに編集しましょう。
撮影から投稿までタイムラグがあってもよいので、“映える写真”を投稿するという前提だけはお忘れなく。

工務店がインスタグラムをやる理由

工務店として、一企業としてインスタグラムを運用するからには、きちんとした目的意識を持つことが大切です。
“映える写真”を載せることは大前提ですが、最終的な目的によって運用方法も変わってくるからです。
以下の3つのうち、自社のインスタ運用目的がどこに該当するかを考えてみてください。

認知度アップのためインスタ運用

認知度があまり高くない工務店の場合、まずは自社のことを知ってもらわなければなりません。そのために、インスタグラムを活用します。
自社アカウントへの流入を増やすため、一生懸命ハッシュタグをつけている工務店もありますが、これにはあまり意味がないということは先にお伝えしましたね。
だけど、ハッシュタグがダメなら見込み客をどのように呼び込めばよいのでしょうか?

それは、ひたすら努力。根気。自社の施工エリアのアカウントを探し出しては、“いいね”を押し続けるのです。
ハッシュタグ検索や位置情報の検索で、ある程度はエリア内のアカウントを絞り込むことができます。
そのアカウントに対して2~3日に1回、それが難しければ週に1回でもよいので、“いいね”を押し続けます。
ルーティン業務だと思って、食後の10分とか退勤前の10分などと時間を決めて行いましょう。
これだけでも、確実に地域への認知を高めることができますよ。

ブランディングのためのインスタ運用

毎月フリーペーパーに広告を出しているので、認知もされている。ある程度はホームページへの流入もある。そんな工務店の場合、あとは成約率UPのためのブランディングです。
インスタグラムではただひたすら”映える写真”を載せて、見込み客の興味を惹きましょう
フィード投稿だけでなく、先にもお伝えした(映える)施工風景のほか、(素敵な笑顔の)スタッフ写真を投稿してみるのもいいですね。

すでに認知されている工務店の場合、インスタグラムを見にくる人のほとんどは、あなたの会社がどんな会社なのかを確認するために訪れます。
だから、インスタグラムでやるべきことは、あなたの会社がどんなにすばらしい家を建てているのかを伝えること。スタッフの人柄を伝え、「この会社にお願いしたい」と思ってもらうことです。
そのためにも、できるだけ写真の質にはこだわりましょう。

集客の受け皿としてのインスタ運用

最近ではインスタグラムをホームページのように運用する工務店も増えています。どういうことか、わかりますか?
これまで、インスタグラムから流入したユーザーはまずホームページへ飛ばし、そこで自社のことを知ってもらってから、問い合わせにつなげる動線を設けるのが通例でした。
ところが現在では、インスタグラムから流入したユーザーに、インスタグラム上で自社のことを知ってもらい、インスタグラムのDMから直接問い合わせにつなげるという手法が台頭しつつあるのです。

そのために活用したいのが、インスタグラムの『ハイライト』機能。この『ハイライト』をホームページのメニューのように使用します。
“施工事例”のハイライト、“スタッフ紹介”のハイライト、“イベント情報”のハイライト、自社の“コンセプト”を伝えるハイライトという具合に。ホームページの縮小版だと思って、アレンジしてみてくださいね。

インスタグラムは“映える写真”が命

だから、フォロワーの増減に一喜一憂し、ハッシュタグの選定に時間をかけるくらいなら、画質のよい写真を撮ること、均整のとれた写真を撮ることに力を入れましょう。
多少の歪みは補正できますし、ロゴやテキストを入れて統一感を出したり、何回かに1回はコラムや特集記事を入れて変化をつけたり。

カメレオン企画では多少の画像修正はもちろんのこと、カメラマン紹介やステージング(室内をモデルルームのように演出すること)のお手伝いも可能です。
企画から実際の投稿まで、すべておまかせください。